健康教室のごあんない

2016.06.21

平成28年6月11日 『京のおばんざいを味わいましょう』

k20160611
野菜寿司(筍と木の芽・焼赤ピーマン・みょうがの握り寿司
      牛肉の時雨煮と紅生姜・ゆばとじゃこ・ブロッコリースプラウトとかつおぶしの軍艦巻)
トウモロコシ・生麩の天ぷら、京野菜とすずきのポワレ、冬瓜と胡瓜の吸い物

【京のおばんざいの構成要素】
ほんまもん 食材・調味料・道具、用具できる限り本物を選ぶ。
        本物を目利きする力をつけおばんざいの中にに生かしていく。
あんばい 頑固に本物を貫くだけでなく、時として、あんばいをとりながら
       柔軟に対応する力を併せ持つ。個々の知恵と体験をもとに、多くの自己流が生まれる。
であいもん 食材と食材の出会い、季節と食材の出会いを調理法や食べ方に取り込み、
        人と人との出会い、地域、自然との共生も大切にする。
もてなし 相手をおもいやる心として、気の日は家族に対し、
       晴れの日は来客に対しても向けられる。各々の状況をふまえ、最良の選択をして、
       より美味しく、より楽しむ工夫をする。
しまつ 物の節約、時間の節約、お金の節約。悲壮感はなく、
     日々の生活を楽しみながら合理的に生活するという意思の現れ。

おばんざいの構成要素以外にも、おばんざいのおきまり料理というものがあり、1日は小豆、8が付く日は、あらめ、月末はおから、などを食べる習慣があり、縁起をかつぐだけでなく、不足しがちな栄養素が定期的にとれるようにも考えられている、という処に改めて、皆さん関心していたようでした。

今回も、92名のご参加がありました。
 『京ことばで、けんづいという食べ物は、何でしょう?』
 『いかきという調理器具は何?』・・など
京都の食べ物クイズで盛り上がって、楽しんで参加して頂けたようでした♪