MRI装置

当院では、MRI装置を奈良県内の民間病院では最初に取り入れました。平成16年に導入した装置ドイツ シーメンス社製MAGNETOM Symphony1.5T Maestro Classをご紹介します。

【MRI検査とは?】

磁気共鳴画像:Magnetic Resonance Imaging検査といって、トンネルのような穴の開いた大きな磁石の中に身体を入れて、特定の周波数の電磁波をかけることで人体を構成する水(水素原子核)より電波が放出されます。この電波の強さと発生位置をコンピュータ解析することで、身体の断面像を作る検査です。またCT:Computed tomography検査ではX線を使用するのに対し、MRI検査は使用しないためX線被曝もなく安全な検査です。

【装置の特徴】

患者さまへ快適な検査環境を提供します。
最低高45cmのテーブルで乗り降り安全設計。 全長160cmのコンパクトマグネットで、圧迫感・恐怖感を軽減します。

【最新の技術を導入しました】

●Parallel imaging ( mSENSE, GRAPPA ) : iPAT plus
4倍速まで対応、撮影時間が最大1/4に短縮できます。
パラレルイメージング用の高感度coilの導入により、
滑らかな画像が得られます。 8ch ( 16ch ) Head Coil ,6ch ( 12ch ) Body Array coil 「より速く、より綺麗に」という、相反する要求に可能な限りこたえます。

Conventional 512x256 1:10min iPAT×2(GRAPPA) 512x256 42s

【近年よく利用されるシーケンスに対応可能になりました】
●EPI(Diffusion / Perfusion)
 急性期脳梗塞、一部脳腫瘍に非常に有意です。
 さらに当院の装置ではb値10,000までのHigh b-Value、  6軸12軸のMulti Direction Diffusionに対応可能です。
高いbファクター設定による白質、灰白質の分離が可能です。
最大b = 10,000 s/mm2
B= 1,000
B= 5,000
B=10,000

●Table stepping MRA
躯幹から全下肢といった、
より広範囲な造影MRA撮像が可能になります。


●VIBE
3Dボリュームデータ収集を行いCTのように
観察したい部位を観察したい方向から再構築が可能になります。
また同じデータから撮像範囲内であればMRAも構築可能です。


【従来からのシーケンスに余裕を持ってこたえます。】
●MRCP
 HASTE・TSE with Respiration triger:これまでの装置とは、
 比べ物にならないほど綺麗な(情報量の多い)画像が得られます。
●Dynamic Study
 CARE Bolus:最適な撮像タイミングを逃しません。
 Freeze Frame MRA:より多時層(高時間分解能)の撮像が可能となります。B= 1,000

【息止めの難しい患者様への対応】

1D PACE/2D PACE:呼吸同期撮像が可能です。


【より短時間に撮像】

Restore技術:T2W-SE撮像において、従来と同程度の画像が、より短時間で撮像可能になります。


新装置を有効に活用して、より診断価値の高い画像を提供したいと考えます。
ぜひ当院のMRI検査をご利用ください。