マンモグラフィー

2008年6月12日更新
2007年春より島津製作所製マンモグラフィ装置「セピオ」が稼動しています。


乳がんとは・・

乳がんとは乳房の中にある乳腺に発生する「がん」のことです。
初期のうちは痛みなどの自覚症状がほとんど無いため、そのまま気づかずにいると、やがてがん細胞が乳腺の外に増殖し全身に広がります。 乳がんを予防する事はできませんが、早期に発見すれば90%~95%近くがなおるといわれています。

この乳がんを早期に見つけるために有効な画像診断のひとつがマンモグラフィです。マンモグラフィ検査と医師による視触診を併用することで乳がんの早期発見が可能となります。 自己検診や、マンモグラフィなどによる定期検診を利用しましょう。

働き盛り女性のがん死亡原因のトップ

今、日本人女性の25~30人に1人が乳がんにかかるといわれています。死亡率も年々増加し、今では年間一万人の方が乳がんで亡くなっています。食生活やライフスタイルの変化に伴い、日本での患者数は、ますます多くなると予想されています。

【乳がんにかかる割合】

マンモグラフィとは早期乳がんを見つける乳房専用エックス線撮影です

乳がんを見つけるために有効な画像診断のひとつがマンモグラフィです。マンモグラフィは、しこりや痛みなどの自覚症状が出ない段階の早期乳がんの、唯一のサインである石灰化(とても小さな砂粒のような画像)を写し出すことが可能です。このため、現在の乳がん検診にはマンモグラフィが導入されています。


撮影のポイント

 どんなふうに撮影するの?

圧迫板と呼ばれる透明の板のついた装置を使います。この板で乳房を強めに押さえ平たく引き伸ばして撮影します。片方の乳房に対して2方向(時に1方向)から撮影します。 マンモグラフィは薄い布地でも、写真に写ってしまうため、撮影は基本的に上半身裸で行います。検査にかかる時間は、15分から20分くらいです。

当院では、常時、女性スタッフがマンモグラフィ検査を担当しています。

 いつ撮影するのが良いの?

乳房を圧迫するため、乳房が張っている時期は痛みが強いかもしれません。生理から一週間後ぐらいの、張りや痛みがない柔らかい乳房の時期がおすすめです。

 なぜ圧迫が必要なの?

乳房は立体的で厚みもあるためそのまま撮影すると乳腺や、脂肪、血管などが重なり合って実際に腫瘍があっても、なかなか写真に写し出せません。圧迫する事で乳房の厚みを減らし、より鮮明に病変を写すことができるのです。


Sepio Stageは日本乳癌検診学会が提示する
「乳癌検診システムのガイドライン」に適合した装置です

現在の乳がん検診には、従来の視触診単独診断に加えてマンモグラフィ検査が併用導入されています。 マンモグラフィは、視触診で触れないごく早期の乳癌や、しこりを作らないタイプの乳癌を見つけることを得意とします。 これらの異常はフイルム上に、白い腫瘤や砂粒のような石灰化として映されます。 しかし、せっかく撮影を行っても、乳腺の異常を描出できなくては意味がありません。 この描出能を大きく左右するのが装置の性能です。

画期的なポジショニング機構
ブラインドエリアを最少にする先進ポジショニング機能 MaxVision搭載
撮影を行う際に、圧迫したままの乳房を、付属の透明シートを用いて装置側にゆっくり引き込む機構が付きました。見落としの原因となるブラインドエリアの最少化を実現する、画期的なポジショニング機能です。
両側MLO撮影
乳癌の好発部位である脇に
近い乳腺を中心に撮影する方法
両側CC撮影
乳房を上下に平たく押しつぶす形で
乳腺全体を撮影する方法
発見された
乳癌の石灰化

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