§1自分の体を知る ~女性ホルモンと周期性変化

     

性は、初経(12歳前後)から閉経(50歳前後)まで平均28日周期で月経が起こります。月経周期は赤ちゃんが欲しい人にとっても欲しくない人にとっても、妊娠するために必要なシステムで、脳の視床下部-下垂体-卵巣-子宮がホルモンによって コントロールされています。

ず脳の下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌されると、その影響を受けて卵巣の中にある原始卵胞の1個が大きくなり成熟卵胞となります。この成熟卵胞からは卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され、このエストロゲンの作用で子宮粘膜は厚くなり増殖期となります。すると今度は下垂体から黄体形成ホルモンが分泌されるようになり、その作用で成熟卵胞が破れて卵子が飛び出します。これが排卵です。排卵した後の卵胞は、黄体という組織に変わり、ここから黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。子宮内膜は、このプロゲステロンの影響を受けて柔らかくなり、分泌期となります。

し、排卵前後にセックスが行われ、卵子と精子が卵管の中で結合して受精卵となり、子宮内に到達し、この分泌期の子宮内膜に着床すると「妊娠の成立」となるわけです。ちょうど受精卵を迎えるためにふかふかのお布団を敷いて待っている状態が分泌期です。もし妊娠にならない場合、卵巣の黄体はしぼんでしまって、黄体ホルモンが減少します。そして不要になった子宮内膜は剥がれて体外に出てきます。これが月経です。

経が終わるころに、再び卵胞刺激ホルモンが出て、次の卵胞が大きくなって同じ周期を繰り返します。 このような状態を「卵巣の周期変化」「子宮内膜の周期的変化(剥離と再生)」といいます。

【月経周期に対応して体の中で起こっていること】