§1自分の体を知る ~基礎体温を測りましょう
基礎体温とは、朝、目が覚めた時に安静にして、専用の婦人体温計を使って口の中で測った体温のことです。女性はホルモンの影響を受けるため、男性には見られないわずかな体温の変化が見られます。
月経が始まると体温が低くなる低温相がつつき、その後排卵が起こると高くなる高温相となります。そして次の月経が起こると再び低温相となります。これをグラフにすると二相性で周期的に変化していく様子が良くわかります。低温相は、卵巣から卵胞ホルモンが分泌される時期で卵胞期ともいわれています。また、高温相は黄体ホルモンの作用によるため黄体期ともいわれていいます。
基礎体温をつけるといろいろなことがわかります。
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排卵があるかどうかわかります。
毎月月経があっても、排卵があるとは限りません。特に思春期や更年期には、低温相だけのグラフになることがあります。思春期には、体が発達し排卵が起こるようになると、二相性になりますので心配はいりません。更年期になり低温相が続くようになると、閉経の時期が近づいてきたのがわかります。
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月経の遅れた理由がわかります。
何らかの理由で月経が遅れると、とても不安になります。働く女性が増えて仕事と家庭のストレスが増えると、月経が狂うことも多くなるでしょう。でも、多くの女性が心配なのは、望まない妊娠をしたのではないか、ということではないでしょう。このようなときグラフをつけていれば、ムダな心配をしなくても良くわかります。もし「低温相」が続いていれば、排卵が遅れていて妊娠ではない、ということですし、「高温相」が3週間以上続くようなら、妊娠の可能性があります。セックスした日や体の様子を一緒に記録しておいて、産婦人科を受診して下さい。
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妊娠したい時、また、妊娠を望まない時に役に立ちます。
男性の精子は、女性の体の中で3日間ぐらい、女性の卵子は排卵後、短くて数時間、長くても24時間くらいしか妊娠する力はありません。そこで、妊娠を希望する時には、排卵日か、その少し前にセックスをすれば良いということになり、逆に妊娠を望まない時には、月経が終わって低温から高温になって3日目くらいまでは、きちんと避妊をしないといけないわけです。グラフをつけていると、低温相が終わるころにおりものが増えてきて、自分で排卵の時期が分かるようになってきます。
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ホルモンの働き具合がわかります。
月経にトラブルがあった場合、グラフをもって産婦人科を受診すると医師にはとても参考になり、よりはやく正確な診断をつけることができます。
思春期から更年期で月経があがるまで基礎体温をつけましょう。
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