§2 産婦人科で気軽に診察を受けましょう

     
【妊娠の診断と検査】

医師は説明してから診察や検査をしますが、前もって方法や内容がわかっていれば不安も少なく、安心して受けられるでしょう。

膣鏡診 膣鏡を使って行う基本的な検査法で、膣鏡を膣内に挿入し、膣壁・子宮口の状態を視診し、必要に応じて帯下(おりもの)や細胞を採取し検査をします。
内診 産婦人科でもっとも基本となる触診です。膣内に指を挿入し、同時に反対の手を腹壁上に当てて、骨盤内の子宮や卵巣の形や大きさ、硬さを診ます。腹壁の力を抜いて検査を受けられると医師は診察しやすいです。
超音波検査
[エコー検査]
超音波検査は、魚群探知機を医療に応用したもので、腹壁上または膣内から超音波を当てて、その反射波(エコー)によって、子宮や卵巣の異常、または妊娠の有無や赤ちゃんの発育状態などを画像で見ることができます。
尿検査 尿中にHCGというホルモンが検出されると妊娠と診断されます。妊娠中でなくても尿中のホルモンの測定をすることもあります。もちろん、糖や蛋白が出ていないかどうか、尿路系に感染症がないかも調べます。
おりもの
(帯下)の検査
膣炎や外陰炎のある場合は、その原因となっている菌の種類を調べて治療方針を決めます。
細胞診
[ガンの検査]
子宮頚ガンと子宮体ガンの検査があります。頚ガンは頚部の細胞を擦り取ってその細胞を検査します。検査はほとんど痛みを伴いません。体ガンの検査は子宮内腔に細胞採取器具を挿入して細胞を取りますので、少量の出血と痛みを伴います。いずれの検査も月経が終わったころにセックスをしないで受けられると安心です。
血液検査 内科的な検査以外にも、血中のホルモン量の測定、感染症の有無、また腫瘍マー カーの検査によって、子宮や卵巣の腫瘍が良性か悪性か診断するのに参考になることもあります。