高の原中央病院 薬剤科では毎月1回『DI(Drug Information)ニュース』を発行し、
お薬に関する情報を提供しております。ぜひご利用くださいますようご案内申しあげます。
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2010年07月 『子宮頸癌ワクチンについて』
2009年12月22日に子宮頸癌ワクチンのサーバリックス®が販売開始になり、当院でも採用されました。そこで今回は子宮頸癌ワクチンについてご紹介します。

子宮頸癌の原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)によるといわれています。多くの場合、性交渉によって感染すると考えられており、発癌性HPVはすべての女性の約80%が一生に一度は感染しているとの報告もあります。ほとんどの場合ではウィルスは体外に自然に排除されますが、排除されなかった場合、数年~数十年かけて癌化することもあります1)。
ワクチンを接種することであらかじめHPVウィルスに対する抗体をつくらせておくことができ、HPVウィルスが体に侵入してきた場合にいち早く反撃することが可能になりました。
【サーバリックスの接種方法】10歳以上の女性に0,1,6ヶ月後の3回接種
【サーバリックスの接種時に通常みられる副反応】
接種部分の発赤、腫脹、硬結 一般に発赤、腫脹は3~4日で消失しますが、熱感、発赤の強いときには冷湿布をします。接種部分の硬結は次第に小さくなりますが、1ヶ月後でも残る場合があります。この場合は放置してもかまいません。
発熱 一般的な方法(冷却、解熱剤投与)で処置します。他の原因による発熱も考えられる点に留意してください。
接種後1週間は副反応の出現に注意し、気になる症状が現れた場合、速やかに医師に連絡してください。
- ワクチン接種不適当者
被接種者は次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはいけません。
ⅰ)明らかな発熱を呈している者
ⅱ)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
ⅲ)本剤の成分に対して過敏症を呈したことがある者
ⅳ)上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
参考
当院で採用されている他のワクチン類を表2)に簡単にまとめました
【参考文献】
1)製剤添付文書、及び製剤情報
2)浦部晶夫,2010,「今日の治療薬」
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